山陰防災フォーラム
Disaster Prevention Forum in San-in Region, Japan
(from 2010)
山陰防災フォーラム
2013年秋の講演会
時間:平成25年11月10日(日)14:00‐16:30
場所:島根大学総合理工学部3号館210号室 多目的ホール
14:00-14:20
「平成25年7月28日及び8月24日の島根県西部の降雨状況について」
田坂 郁夫(島根大学 法文学部 教授)
14:20-15:10
「平成25年7月28日及び8月24日の島根県西部の豪雨災害について」
和田 昌也(国土交通省 中国地方整備局 浜田河川国道事務所 副所長)
15:10-15:20 休憩
15:20-15:50
「激甚災害からみた山陰地域の強靭化への道のり」
汪 発武(島根大学大学院 総合理工学研究科 教授)
15:50-16:20
「メディアからみた東日本大震災」
林 正久(島根大学 教育学部 教授)
16:20-16:30
総合討論(主宰:林 正久 島根大学 教育学部 教授)
山陰防災フォーラム・2013年春の講演会
時間:平成25年5月11日(土)14:00‐16:30
場所:島根大学総合理工学部3号館210室 多目的ホール
(山陰・島根ジオパーク構想と合同開催)
(2013年地質の日関連イベント)
14:00-14:20 山陰地域における自然災害データベースの構築
汪
発武(島根大学大学院総合理工学研究科教授)
14:20-14:50 山陰に押し寄せた津波の痕跡を探る;
酒井 哲弥(島根大学大学院総合理工学研究科准教授)
休憩(14:50-15:00)
15:00-15:30 模型で伝えよう「土木に潜む科学」
(平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞
「科学技術賞理解増進部門」受賞記念)
藤井 俊逸(藤井基礎設計事務所(株)専務取締役・技術部長)
15:30-16:10 模型実験と津波堆積物の関連資料 展示・解説
16:10-16:30 総合討論(主宰:林 正久 島根大学教育学部教授)
共催:島根大学自然災害軽減プロジェクトセンター、島根大学大学院総合理工学研究科地球資源環境学領域
後援:島根大学くにびきジオパークプロジェクトセンター・中国地質調査業協会島根県支部
山陰防災フォーラム・2012年秋の講演会
開催済!配布資料が講演タイトルにリンクしています。
時間:平成24年12月1日(土)14:00‐16:30
場所:島根大学総合理工学部3号館210室 多目的ホール
14:00-14:40
横田 修一郎(島根大学名誉教授)
14:40-15:10
藤井 俊逸(藤井基礎設計事務所(株)技術部長)
15:10-15:40
増本 清(島根大学大学院総合理工学研究科准教授)
15:40-16:10
「災害関連資料 展示・閲覧」
16:10-16:30
総合討論
(主宰:汪 発武 島根大学大学院総合理工学研究科教授)
山陰防災フォーラム2012年 春の講演会が開催された!(2012年4月21日)
「山陰防災フォーラム」2012年春の講演会は平成24年4月21日(土)に島根大学総合理工3号館多目的ホールで開催された。島根県技術士会の協力の基で、島根県に関わる津波災害について3件の講演があった。そして、斜面防災に関するグランドアンカーに関する講演1件を行った。最後に、横田修一郎フォーラム議長(島根大学総合理工学部教授)の主宰による総合討論を行った。今回の講演で、山陰地域の災害特徴をしっかり把握した上での防災計画が重要であることが再認識出来た。学内外から30数名の参加者が集まった。参加者は島根大学以外、(株)藤井基礎設計事務所、(株)ワールド測量設計、(株)日本海技術コンサルタント、島建コンサルタント等から来られた。
今回の開催は島根大学萌芽研究部門プロジェクト「山陰地域における自然災害データベースの構築および防災研究拠点の形成」の一環として実施され、参加費は無料となった。
以下は実施した講演会のプログラムである。
山陰防災フォーラム・2012年春の講演会
時間:平成24年4月21日(土)14:00‐17:00
場所:島根大学総合理工学部3号館210室 多目的ホール
14:00-14:40
「益田を襲った万寿3年の大津波」
加藤 芳郎(島根県技術士会/(株)大建コンサルタント)
14:40-15:00
「大田市周辺における万寿津波に関する記載資料と現地視察報告」
畑 和宏(島根県技術士会/(株)大田技術コンサルタント)
15:00-15:20
「島根県の津波と防災対策」
児島 秀行(島根県技術士会/復建調査設計(株)・松江支社)
休憩(15:20-15:40)
15:40-16:20
「斜面防災におけるグラウンドアンカーの現状と課題」
片山 直樹(鞄本海技術コンサルタンツ・調査設計部)
16:20-17:00
総合討論(主宰:横田修一郎 山陰防災フォーラム議長)
山陰防災フォーラム2011年 秋の講演会が開催された!(2011年11月26日)
「山陰防災フォーラム」2011年秋の講演会は平成23年11月26日(土)に島根大学総合理工3号館多目的ホールで開催された。島根大学総合理工学部入月俊明教授、松江高専淺田純作教授、防災・危機管理アドバイザー林 繁幸氏により3テーマについて講演を行い、横田修一郎フォーラム議長(島根大学総合理工学部教授)の主宰による総合討論および“ハザードマップの現状と問題点”について議論を行った。学内外から30数名の参加者を得た。参加者は島根大学以外、(株)藤井基礎設計事務所、(株)ワールド測量設計、(株)コスモ建設コンサルタント、山陰中央新報社等から来られた。会場には、20件以上のハザードマップが展示され、活発な討論を行った。
山陰中央新報の記事(H23年11月27日)
(訂正:山陰防災フォーラム講演会は学生だけを対象にしているものではなく、地域住民、行政、防災関連事業者にも参加してもらい、一緒に地域防災について議論するイベントです。)
山陰防災フォーラム・2011年秋の講演会
(配布資料)
「微小な“化石”からみた完新世の津波・地震イベント」
入月 俊明(島根大学・総合理工学部・教授)
「地域防災を考える」
〜住民の危機意識と避難行動〜
淺田 純作(松江工業高等専門学校・環境・建設工学科・教授)
「東日本大震災に学ぶ危機管理」
〜地震・かみなり・火事・おやじ〜
林 繁幸(防災・危機管理アドバイザー(前・松江市消防本部消防長))
「総合討論およびハザードマップの現状と問題点」
主宰:横田 修一郎(島根大学・総合理工学部・教授)
山陰防災フォーラム2011年 春の講演会が開催された!(2011年3月9日)
「山陰防災フォーラム」2011年春の講演会は平成23年3月9日(土)に島根大学総合理工3号館で開催された。島根大学法文学部田坂郁夫教授、島根県土木部砂防課大賀隆宏企画幹、島根大学総合理工学部丸田誠教授により3テーマについて講演を行い、横田修一郎フォーラム議長(島根大学総合理工学部教授)の主宰による“「山陰の防災」をどのように考えていくか”の総合討論を行った。学内外から40名の参加者を得た。参加者は島根大学以外、島根県土木部、(株)シマダ技術、(株)アトラス、(株)藤井基礎設計事務所、アダチ建築設計事務所、(財)島根県建築住宅センター、田中まさこ建築設計室、(株)島建、(株)ワールド測量設計、(株)日発技研等から来られた。
今回の講演会は、西日本における強雨の発現機構、中国地方における地震発生特徴、そして、島根県における土砂災害の現状について、山陰防災に関する身近な内容ばかりであった。総合討論においては、平成23年東北地方太平洋沖地震による東日本大震災について討論が活発になり、原発問題を抱えている島根県における防災のあり方についても触れた。
講演会の概要及びpptファイル資料は下記からDownloadすることができる。
山陰防災フォーラム・2011年春の講演会
(配布資料)
13:30-14:20 「西日本における短時間強雨の発現について」
田坂 郁夫(島根大学・法文学部・教授)
14:20-15:10 「島根県の土砂災害対策」
大賀 隆宏(島根県土木部・砂防課・企画幹)
15:30-16:20 「中国地方の地震と現在の建築耐震設計」
丸田 誠(島根大学・総合理工学部・教授)
16:20-17:00 総合討論
主宰:横田修一郎 山陰防災フォーラム議長
山陰防災フォーラム2010年秋の講演会が開催された!
(2010年12月4日)
「山陰防災フォーラム」2010年秋の講演会は平成22年12月4日(土)に島根大学総合理工3号館で開催された。島根大学総合理工学部横田修一郎教授、教育学部林 正久教授、澤田順弘名誉教授、(株)藤井基礎設計事務所 藤井俊逸技術部長により4テーマについて講演を行った。学内からの参加者は17名、学外からの参加者は23名があった。ちなみに、学外からの参加者の所属機関は(順不同)、島根県土木部、(株)日本海技術コンサルタント隠岐支社、日発技研(株)、株式会社ワールド測量設計斐川支社、出雲グリーン(株)、(株)カイハツ、(株)共立エンジニヤ、(株)渡辺工務店、(株)藤井基礎設計事務所、(株)神田工業、(有)植田工務店、及び島建コンサルタントである。
講演会の概要及びpptファイル資料は下記から閲覧やDownloadすることができる。
山陰防災フォーラム2010年秋の講演会プログラム
(配布資料:講演概要)
開催日時:平成22年12月4日(土)14:00-17:00
場 所:島根大学総合理工学部3号館301室
14:00 |
開会挨拶 |
横田修一郎(島根大学・総合理工学部) |
14:05 |
趣旨と経緯 |
汪 発武(島根大学・総合理工学部) |
14:10 |
講演1 |
横田修一郎(島根大学・総合理工学部教授) |
14:50 |
講演2 |
林 正久(島根大学・教育学部教授) |
15:30 |
休憩(10分) | |
15:40 |
講演3 |
澤田順弘(島根大学名誉教授) |
16:20 |
講演4 |
藤井俊逸((株)藤井基礎設計事務所技術部長) |
※講演における1演題当たりの持ち時間 40分間(講演:35分、質疑応答:5分)
松江市周辺、出雲及び石見地方の自然災害及び環境改変史が島根大学教育学部林 正久 教授によって整理された。ここで初めで公表する(両表には重複している部分があるので、ご注意ください)。
1)松江周辺の自然災害と環境改変史
2)出雲・石見地方の自然災害と環境改変史
(社)日本応用地質学会中国四国支部 によって、島根県の自然ハザードをまとめた。H22年度応用地質学会研究発表会(松江市)で発表され、大好評を得た。
島根の自然ハザード―実態把握と災害軽減への努力
活動履歴
1.準備会講演会、5回分
2.運営委員会議事録
背景と目的
山陰地域では,平地の少ない山地・高原地形と脆弱な地質構成,山陰特有の気象条件等を反映して,地すべりや土石流,洪水等が頻繁に発生するとともに,広大な日本海に震央をもつ地震とそれによる津波の発生等がしばしば自然災害をもたらしてきた。そうした自然災害が地域の住民と社会に多大な損失を与えてきたことは,山陰の長い歴史が物語っている。
こうした自然災害の軽減には,国や地方の行政機関とともに,大学,民間企業,技術士会等の団体組織や住民等が様々な努力を続けてきたに違いない。それらは,災害情報の発信や防災教育などを通して,住民の防災意識の啓発や自主防災能力の向上に大きく貢献してきたであろう。
しかし,突発的な災害発生の頻度や地域が受ける自然災害の危険度は他地域に比較して決して低いものではない。自然災害の発生とその特性には地域性が強いが,山陰地域では地域間における防災情報の交換等がほとんど行われておらず,災害軽減という点では不十分であろう。
そこで,島根大学が中心となって,山陰地域を対象とした自然災害の防止及び軽減のためのプラットフォームを地域社会に提供するため,「山陰防災フォーラム」を組織する。
活動内容
1)公開フォーラム、シンポジウム、ワークショップ、防災学習会、現地見学会を通じて、自然災害防止に関する経験の交流と研究の推進
地域内外の専門家を要請し、最新の防災関連知識の更新や啓発活動を実施する。また、災害発生する可能性の高い地域や災害発生場所での災害に対する検証活動を行うことによって、地域防災力を高める。
2)山陰地方における自然災害データベースを構築する
過去の災害事例から地域における災害発生の種類、頻度、強度、そして有効な防災対策など情報を抽出可能なので、自然災害データベースを構築することは重要である。また、地域の情報発信の一環としても、社会全体における防災情報への貢献ができる。
3)地域の特性に適した防災技術の開発や共同研究
山陰地方の地質、地震、地形、気象、開発歴史(製鉄や銀山など)を考慮した上でも防災技術の開発や共同研究によって、より効果的に地域住民を自然災害から守る。
4)ウェブサイトによる情報発信
ウエブサイトを設立し、フォーラムの活動内容、地域における災害情報、フォーラム参加団体・個人へのリンクをし、情報発信に努める。また、メーリングリストを作って、横断的に構成員のネットワークを形成し、情報交換の場を設ける。
山陰防災フォーラム(交流組織)
議 長
林 正久(島根大学教育学部共生社会教育専攻 教授)
運営委員
田坂郁夫(島根大学法文学部 教授)
丸田 誠(島根大学総合理工学部材料プロセス工学科 教授)
入月俊明(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 教授)
汪 発武(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 教授)
酒井哲弥(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 准教授)
林 広樹(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 准教授)
増本 清(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 准教授)
志比利秀(島根大学総合理工学部地球資源環境学科 助教)
事務局
事務局長: 汪 発武
メンバー: 増本 清、志比利秀
島根大学大学院総合理工学部地球資源環境学領域
〒690-8504 松江市西川津町1060
電話:0852-32-9878
Fax: 0852-32-6469
E-mail: wangfw©riko.shimane-u.ac.jp