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2020年度 地球科学科外部評価について JABEE委員会 (2021/12/08)


2021年1月に地球科学科外部評価を実施しました。外部評価委員の皆様からいただいた貴重なご意見を、今後の学科の教育改善につなげていきます。

評価項目およびご意見(抜粋)
1. 当学科の理念とカリキュラムの構成との整合性
3つの分野で将来の技術者を育成する充実したカリキュラムが用意されており,学科の理念とカリキュラムは整合している
学科の理念や目標を実現するに過不足ない構成となっている
2. 当学科のカリキュラムの強みと考えられる点
野外地質調査(フィールドワーク)技術の習得を目的とした実習科目の充実
数学,物理,化学の基礎科目から,地質学に関連した様々な専門科目まで幅広い分野を網羅したカリキュラム
3. 当学科のカリキュラムの弱み・問題と考えられる点
国際的に通用する人材を育成するための科目(語学など)の強化も望まれる
4. カリキュラムの実施に十分な環境が整備されているか
施設や設備の整備状況は,カリキュラムを実施する上でおおむね適当である
5. 地質技術者の輩出という点で,当学科のカリキュラムが機能しているか
機能している
6. 地質技術者として働いている当学科の卒業生の強み
技術者として地質学の基礎をしっかり身につけ,卒業してから特に地質コンサルタント会社を中心に活躍している人が多くいる
野外調査に慣れておりフットワークが軽い
7. 地質技術者として働いている当学科の卒業生の弱み
工学的視点での地表踏査はあまり学ばないので,地域の企業と連携して,大学でこの部分を教育すると強みになる
8. 当学科と似たカリキュラムを持つ他大学の学部や学科と比較したとき,当学科が持つ特色や独自性
充実した野外実習を行うことができる点
フィールドワーク重視と幅広くバランスがとれた教育
地質技術者教育に必要な分野を網羅するよう教員が努力していること
9. 今後当学科のカリキュラムを変更する必要があるとしたら,どのような点であるか。今後育成に取り組んでほしい(取り組むべき)人材像などについて。
    野外実習を今後も多く実施してほしい
    高校などの地学教育を担う人材も育成できるようなカリキュラム
    これまでの方針を深めることが独自性を高めることになると考えられる
    地質学の基礎から専門,そして応用に至る教育プログラムの維持・発展を望む
people2020年度外部評価委員(50音順:敬称略)
1
2
3
4
5
大谷 靖
坂口 有人
鈴木 茂之
藤井 俊逸
村上 久
元高校教員
山口大学大学院創成科学研究科 教授
岡山大学大学院自然科学研究科 特命教授
株式会社藤井基礎設計事務所 代表取締役社長
株式会社コスモ建設コンサルタント 代表取締役常務

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