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2022年度 地球科学科外部評価について JABEE委員会 (2023/01/05)


2022年9月に地球科学科外部評価を実施しました。外部評価委員の皆様からいただいた貴重なご意見を、今後の学科の教育改善につなげていきます。

評価項目およびご意見(抜粋)
1. 当学科の理念とカリキュラムの構成との整合性
地球物質資源科学,地球環境科学,自然災害科学の3分野について,それぞれの分野における専門性を身につけることができるカリキュラムで,理念と整合している
学科理念を実現するために,野外実習を重視するとともに基礎科目と専門科目をバランス良く配置したカリキュラム構成となっている
2. 当学科のカリキュラムの特徴と考えられる点
フィールドワークや実習が豊富で,多くの経験を積むことが出来る
海外ジオエスカレーションや英語による論文作成など,グローバルな視点がうまく組み込まれている
カリキュラムそのものではないが,ユネスコチェアやジオパーク等の活動が盛ん
3. カリキュラムの実施環境について
施設や設備の整備状況は,カリキュラムを実施する上でおおむね適当である
負担が大きい実習・フィールドワーク実施のために,大学からの安定的な予算措置を希望する
4. 地質技術者の輩出という点で,当学科のカリキュラムが機能しているか
機能している
5. 学科の教育改善の仕組み(いわゆるPDCAサイクル)が機能しているか
機能している
6. 地質技術者として働いている当学科の卒業生の特徴
実習・フィールドワークを通して,広い分野の知識や分析力を持っている
社会に出てから実務能力の高い技術者として成長しているケースが多い
実務経験が乏しい場合もある
7. 当学科と似たカリキュラムを持つ他大学の学部や学科と比較したとき,当学科が持つ特色や独自性
いわゆる学際領域ではなく,野外地質調査技術の習得に代表される地質分野の教育に重点が置かれている(就職先で求められる専門技術)
英語に関する授業,活動が充実している
9. 今後当学科のカリキュラムを変更する必要があるとしたら,どのような点であるか。今後育成に取り組んでほしい(取り組むべき)人材像などについて。
    地質系専門職(建設コンサルタント,土木系公務員)からのニーズに即したカリキュラムや地域社会との関わりを増やす取り組みを検討してほしい
    自然を多角的に捉える視野の獲得
    学生一人一人が授業の内容の理解度を高められる取り組み
people2022年度外部評価委員(50音順:敬称略)
1
2
3
4
石倉 昭和
坂口 有人
田中 正樹
和田 晶夫
協和地建コンサルタント株式会社 代表取締役社長(中国地質調査業協会島根県支部 支部長)
山口大学大学院創成科学研究科 教授
島根県立松江東高等学校 校長
株式会社ワールド測量設計 代表取締役社長(島根県測量設計業協会 会長)

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