山陰・島根ジオパーク構想2012年秋学習会

畳ヶ浦

県西部の大地の魅力
-桑田龍三先生受賞記念学習会-

蟠竜湖

最終更新:2012年12月10日


共催:島根大学大学院総合理工学研究科地球資源環境学領域,島根県地学会,中国地質調査業協会島根県支部
後援:浜田市教育委員会,隠岐ジオパーク推進協議会島根県立三瓶自然館山陰中央新報社(財)宍道湖西岸森と自然財団 来待ストーン(財)奥出雲多根自然博物館


 石見畳ヶ浦黄長石霞石玄武岩など,浜田市にはまさにオンリー・ワンの「地質遺産」があります.こうした浜田市の地学の魅力について,長年にわたって研究・啓発に取り組んでこられた桑田龍三先生が,このたび山陰中央新報社地域開発賞文化賞を受賞されました.先生のご受賞を記念し,ふるさとの地学の魅力や研究普及活動について御講演頂きます.さらに,県内の地学研究や普及活動に取り組んでおられる方々をお招きし,ふるさとの地質遺産の魅力や,それらを活用した郷土教育,地域振興について理解を深めたいと思います.郷土を愛し,郷土をより深く知りたい人が,勇気づけられるような会にしたいと考えております.どなたでもふるってご参加下さい.

ほぼ満席の49名もの方々にご出席いただき,盛会のうちに終了しました.どうもありがとうございました.

ポスター
[PDF: 4.7MB]
  • 日時:12月8日(土) 13:30-16:30
  • 場所:浜田市黒川町4175 石央文化ホール 小ホール
    (浜田駅下車 徒歩3分)
  • 対象:一般 (入場無料,申し込み不要)
  • 講演内容:
    1. 島根県地学会顧問 桑田龍三先生受賞記念講演
      「石見畳ヶ浦と黄長石霞石玄武岩の研究の源」
    2. 島根大学 高須 晃教授
      「ジオパークとその最近の動向」
    3. 島根大学 石賀裕明教授
      「益田地域の遺跡・地質遺産の魅力」
    4. 隠岐ジオパーク推進協議会 野辺一寛さん
        「世界ジオパークをめざして!隠岐におけるジオパークの活用事例」
  • 問い合わせ:島根大学大学院総合理工学研究科
    (島根県地学会事務局) 林 広樹
    hayashi@riko.shimane-u.ac.jp, Tel. 0852-32-6463

開催報告

ほぼ満席の49名もの方々にご出席いただき,盛会のうちに終了いたしました.開催者を代表して心から御礼申し上げます.

写真1 写真2

写真左:46mのロープを使って地球46億年の歴史を説明する桑田先生.この他,アイデアたっぷりの手作り地学教材がたくさん出てきて,会場は盛り上がりました.先生はこれらの教材を使って,子ども達や一般市民に浜田市の地質遺産の素晴らしさを伝える学習会を開催してこられました.こうした活動が評価され,今回の受賞となりました.
写真右:隠岐ジオパークの活動について語る野辺一寛さん.聴衆にもその熱い思いが伝わって来ました.


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