(野外に出かけたときの様子などを紹介しています)
非金属資源と熱水活動
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2012年3月23日
卒業式後の記念写真,直会,謝恩会
2012年1月17-18日(金沢)
金沢大学のICP-MS装置を使用し天草陶石中のジルコンの年代測定をご指導いただきました.田村さん,長谷部さん,研究室の院生の皆さんに協力していただきました.

行き:大阪で事故大渋滞

レーザーアブレーション装置

ICPマスで検出される同位体

レーザーアブレーション用セル

金沢の街の灯り


2011年11月12-13日 FT研究会

国立極地研究所ロビー

山口さんより隕石の説明

Shrimp(えび)形の分析装置

ジルコン粒子の年代測定

帰路:JAL機からの富士山

2011年11月12-13日 日曜ハイキング豚汁準備+当日

セミナー室にて協力して準備

先輩の手ほどきで準備完了

味がなかなか調わず

参加者の皆さん到着

なかなかいい具合い

2011年10月11日秋田県湯沢市へ地熱実験見学と試料採取
秋田県湯沢市,三途川VTD(火山構造性陥没)とよばれる断層に囲まれた火山性陥没(長径約15km)の真上にある活発な地熱帯で,川原毛地獄や上の岱地熱発電所などがあります.地熱関連の実験施設ではCO2貯留実験も行われます(1-3枚目).

CO2溶解水の作製

CO2溶解水の作製

炭酸塩沈殿実験(上田先生)

実験場夕景

危険予知活動表にサイン

川原毛地獄

噴気孔の硫黄

山麓が真白に変質

上の岱地熱発電所

発電所の冷却塔


小安峡の大噴湯(地層の隙間から蒸気が噴き出しています)

2011年9月18日,2011年9月29日,2011年10月6日
9月18日:卒業生来淞:村井先生[1枚目],9月29日:集中講義の長谷部徳子先生(金沢大学)と懇親会[2枚目],10月6日:地球資源学演習,
初回は鉱石の密度を測定して頭の体操[3-5枚目]

9月18日

9月29日
10月6日
10月6日

10月6日

2011年9月11-13日
水戸(茨城大学:地質学会)-いわき.[1枚目]茨城大学の学食(良心的価格)

鯖塩焼+豚キムチいため

住友金属鉱山ブース

いわき久ノ浜地区

四倉漁港

静岡上空:ANA機からの夕景

2011年8月22日大分県鯛生金山跡
調査の帰路立ち寄りました.当時の坑道,掘削機器,運搬車両も多く保存されています.かつての竪坑[6枚目]:作業員がカゴに乗って垂直に下りたそうです(巻上機が4-5枚目).採掘跡の空間もかなり大規模です[9枚目].(坑道見学後併設されたゴールドハンティング施設でパンニング(椀かけ)による砂金取りに挑戦.見事ラッキーコインを発見し5000円引換券を獲得しました.写真はありません)

坑道入口

案内図

含金石英?

竪坑巻上機

竪坑巻上機

竪坑

ロッカーショベル

当時の探鉱坑道

採掘跡の空間

福岡県側への坑道

2011年8月19-22日熊本県天草下島の天草陶石
卒論,進論の追加調査で訪れました.傳兵衛木場では上田陶石さん(岩下さん),木山陶石さん(荒川さん)お世話になりました.幅数mの陶石脈(変質流紋岩:陶磁器や碍子の原料)をひたすら採掘した跡には溝状の地形が残り,その両側の壁には砂岩泥岩互層(白亜紀の姫浦層群)の横縞模様が圧巻です.

皿山脈・傳兵衛木場

村山脈・五層採掘場

海岸脈文七採掘場

海岸脈・文七採掘場

富岡半島の流紋岩ストック

2011年8月9日地球科学野外実習Ⅰ
今年も島根ゼオライト仁万採掘場と三井金属資源開発(株)石見鉱業所を訪れご指導いただきました.仁万では(株)イズカの桑本さんが案内にかけつけてくれました.石見鉱業所では斎藤さんに挨拶いただき,矢野さんに坑道を,田平さんに工場を案内していただきました.坑道でロードヘッダーをバックに写真撮影[3枚目:掘削の際の基準となる白い紐が天井から垂れ下がっています]

ゼオライトの切羽
集合写真
ロードヘッダーを前に

ロードヘッダーの掘削痕

坑道入り口での説明

2011年7月22日山形県月布鉱山へ試料採取(卒論)
大阪-山形間は空路を利用して伺いました.クニミネ工業(株)の伊藤さんに出迎えていただきました.坑道は現場技術者の方に,野外は石山先生(秋田大学),森さん(クニミネ工業)に案内いただきました.ベントナイトは凝灰岩層が続成・熱水変質を受けて形成する粘土で,様々な化学的活性を有しており,化成品,建材,猫砂,鋳型の原料として利用されます.31枚のベントナイト層が胚胎されいずれも高品位です.

月布新坑・坑口

ベントナイト層/泥岩

新通気坑道
岩石採取標識
周辺の基盤花崗岩

2011年6月15日1年生地球科学基礎演習(加賀桂島のドーム状溶岩)

柱状節理を観察

層状・殻状の溶岩

スケッチ

スケッチ

親切なTAの皆さん

2011年3月20日
3月18日から常磐自動車道のJRバスが緊急車両扱いで暫定的に復旧.写真はいわきから東京へ向かう人たち.

倒れた塀
給油待ちの車の列(国道6号)
いわき駅前

10台以上/1hのバスが出発

2011年2月8日鵜鷺コミュニティーセンター;4月1日鷺銅山周辺
出雲市大社町鷺浦-鵜峠にあるの鵜鷺コミュニティーセンターには,古くは硫化鉱物(黒鉱)を,1960年代には大量の石膏を産した鵜峠鉱山に関する資料が展示されています.鷺浦にある銅を産した鷺銅山跡には坑道か通気孔か不明ですが大きな穴が残っています.

2011年1月8日FT研究会(京都)

平田先生特別講演

然林房前で記念撮影

京大学食:価格良心的

田上先生ラボ紹介

平田先生ラボ紹介

2010年11月27日卒業生来淞,2010年12月30日-2011年1月2日松江豪雪
12月31日に降出した雪は60cmを越え,学内の除雪(1月3日)まで車を動かすことはできませんでした.

11月27日卒業生来淞

12月31日学内

12月31日中古車屋さん

1月1日学部公用車

1月2日夜バス通り

2010年9月26日鉱物科学会巡検で鳥取県若松鉱山跡へ
1994年までクロム鉄鉱を採掘・出鉱した鳥取県日南町の若松鉱山.耐火煉瓦原料として出鉱量は1993年まで毎年1~3万トンとのことです.機械式選鉱場跡には比重選鉱装置が残されていました.地元テレビ局の取材を受ける荒井先生(金沢大)と松本先生(島根大)[8-9枚目].テーブル式の比重選鉱機はかなり新しい印象を受けました[4-5枚目].

2010年8月25-26日 熊本県天草下島(陶石鉱床)まで車で調査試料採取へ
天草陶石は堆積岩中に脈状に貫入した流紋岩が熱水変質を被り形成した,石英とセリサイト(カオリン含む)からなる白色硬質の岩石で陶磁器や碍子などの窯業原料となります.実際には陶石(白色硬質の岩石)を粉砕,水ひ,フィルタープレスして,セリサイト等の粘土のみを濃集させたものが窯業原料となります.

傳兵衛木場採掘場

傳兵衛木場採掘場

捕獲された堆積岩

堆積岩との境界

天草まで長距離運転

柱状節理

互層採掘場

陶石

雲仙へ立ち寄り

フェリーで熊本へ

2010年8月15日福島県いわき市

上野から常磐線特急

鉢植えとアゲハチョウ

四倉海水浴場

四倉漁港

四倉漁港

2010年8月4日地球科学野外実習Ⅰ(島根ゼオライト仁万採掘場; 三井金属資源開発(株)石見鉱業所)
2年生の野外実習にて大田市のゼオライトの採掘場を訪れました.仁万採掘場ではゼオライト化した凝灰岩とその産状を観察させていただきました.石見鉱業所では田平さん,橘さん,矢野さんに坑道,工場を案内していただき業務の実際についてご指導いただきました.

仁万採掘場:サンドミュージアム近くの採掘場です

亀裂に沿って鉄酸化物の褐色脈と縞目模様が

ロードヘッダーの掘削痕(渦巻模様)と岩石を観察

石見鉱業所坑道真夏でも-30m準は大変涼しい

ドリルジャンボの前で採掘方法の説明

貯鉱場と往復:大活躍のロードホールダンプ
ロータリーキルンによる乾燥工程の説明.
集合写真,
       

帰路,斐川ICから山陰道へ,が,事故で大渋滞

松江宍道湖温泉の夕景ここを過ぎるとあと少し

2010年7月29日:KUR(京大炉),セミナー室での披露宴予行(地球資源環境学科セミナー室)
共同利用実験で訪れたKUR(京都大学原子炉実験所)にて制御棒や炉心のチェレンコフ光を見せていただきました.夜,松江帰着後に学科セミナー室にて学生達による同僚のための披露宴予行が行われていました

KUR

チェレンコフ光

披露宴予行?

披露宴予行?

学内の子猫

2010年5月15日(土)
出雲市平田町の大歳鉱山跡へ.成相寺層(じょうそうじそう)という1500万年前の地層に胚胎する黒鉱(くろこう:海底火山活動に伴う熱水活動によって形成されたおもに硫化鉱物からなる鉱床のこと).島根県の地質(1985)によれば鉱種は閃亜鉛鉱,方鉛鉱,重晶石とありました.ズリが豊富に残されていて,かつての貯鉱場が斜面に沿って階段状に残されています.鉱石と青色の銅の二次鉱物(9枚目).方解石を伴う部分は紫外線ランプで赤色に光ります(10枚目).

2010年4月21日(水)-22日(木) 熊本県天草下島の陶石鉱床へ試料採集
天草地域の陶石は白亜紀堆積岩を貫く幅10~20m長さ数kmもの流紋岩脈が,熱水による変質を受けて形成したものです.(陶石:流紋岩が熱水変質を受けて形成した主に石英粒とセリサイトからなる白色の岩石.陶磁器や碍子原料として特に重要).皿山脈,村山脈,海岸脈の3つの陶石脈に沿っていくつもの採掘場が連なりこの地域の産業を担います.有田焼や伊万里焼の原料もほとんどが天草産です.今回は上田陶石の岩下さん,木山陶石鉱業所の木山さん黒川さん,共立マテリアル天草鉱業所の松崎さんほか皆さんに大変にお世話になりました.2日目午後は武内さん(長崎県窯業技術センター)も同行いただきました.今年度の研究室メンバーのうち3名が天草陶石に取り組みます.
●上田陶石さんの皿山脈・傳兵衛木場(でんべこば)採掘場(1-5枚目).特等の陶石は内部が真っ白です(3枚目).部分的に褐色の縞目模様(酸化水酸化鉄)が見えます(4枚目).貯鉱場で見せていただいた伊口山採掘場の陶石(特等)はわずかに軟質.これは粘土質のせい?(7枚目).高浜焼寿芳窯工場で見せていただいた陶石(特等)(8枚目),天草の歴史を感じさせる﨑津天主堂(9枚目),下田温泉の足湯には縞目模様の陶石が敷き詰められています(10枚目).
●木山陶石さんの村山脈・五層採掘場は,堆積岩の層理面に沿って横向きに産する陶石脈です(1-3枚目).スタンパーで乾式粉砕後,水ひやフィルタープレスなど大変な手間をかけてようやく出来上がる陶磁器用陶土(4-5枚目).海岸脈最北端の文七採掘場(6-7枚目).
●共立マテリアルさんの村山脈・内山峠採掘場(8-10枚目).垂直に貫く幅10数mの陶石脈がわかります(8枚目).五層東採掘場からは熱水変質作用の評価には欠かせない方解石や石英を採取することができました.


2010年2月4日(卒論提出前日夕方:1-2枚目),5日(卒論提出直後3枚目),15日(卒論発表終了後:4-5枚目)
卒論提出前後の4年生部屋の様子.卒論発表後に何かスケジュールのような表を必死に書き埋めている様子がわかります(5枚目).なんで今頃書いてんの???.

2010年2月13日(土)
地球科学野外実習Ⅰ(2回生)の最終回(6回目)を実施しました.石見銀山遺跡(仙山地区)の本谷に沿って,釜屋間歩,本間歩を経て,石銀(いしがね)まで登り,世界遺産センターへ下りるルートです.雪を踏みしめて登る本谷の眺めはどことなく風情があります.今から400年も昔に,この谷がシルバーラッシュに沸いていたとは,,.本谷を上りきった石銀のNo.1間歩の前に立つと間歩から暖かい空気が噴き出していてレンズが曇ります(最下列真ん中).(間歩:まぶ:昔の手掘りの坑道のこと).一般ルートとの違いは最後の写真でわかります.世界遺産センターの模型ですが,この山々の地下に縦横無尽に間歩のネットワークが張巡らされています.世界遺産センター内の多くは撮影禁止ですが一見の価値有りです.この時期に野外実習ができるのも驚きです.民間ドライバーによる大学バスの運転代行には感謝です.



大学バス(ビビット号)帰りの車内の様子.この日は土曜日なので日本道路興運のドライバーさんが運転してくれています.少し速っ!!.
2010年1月20日,22日
福岡大学の顕微レーザーラマン分光装置を使用させていただきました.週末には三井金属資源開発㈱の橋本さんに来淞いただきペルーアタラヤ鉱床についていろいろレクチャーいただきました.


2010年1月7-9日
金沢大学でレーザーアブレーションICPマスによる分析をご指導いただきました.鉱物にレーザーを照射してウラン,鉛,トリウムなどの同位体を測定することのできる貴重な分析装置で,細部まで丁寧にメンテナンスされていました.田村さん,長谷部さん,大林さんほか学生・院生の皆さんにも大変お世話になりました.

2009年12月22日
2009年12月4-5日
FT(フィッション・トラック)研究会が新潟大学の自然科学研究科で行われました.懐かしい,,,,.研究会は金沢大や都市大,京都大など若い人たちが多いので将来が楽しみです.万代橋から見えた虹(1枚目).特別講演(宮下さん,2枚目),懇親会(3-4枚目).宿舎で24:00過ぎまで飲んだ皆さん(5枚目).研究会後の巡検で訪れた矢代田ではかつての油の処理施設が残されていて,アスファルトのような油が地層から染み出していました.


地層からしみ出ている油.燃やしてみたのですけど,,,
2009年11月13-16日
2009年11月8日
2009年9月21-22日
2009年8月10日
地球科学野外実習I で三井金属資源開発㈱石見鉱業所を訪れました.田平さん,橘さんより坑道内でゼオライトの採掘の実際,工場での製品化工程などについてご指導いただました.立派な坑道,工場を見せていただき,この地域の県産資源の重要性を再認識いたしました.
2009年8月8日
オープンキャンパス:午後の学科の紹介は主に出店形式で行いました.偏光顕微鏡で見る岩石鉱物,フィッショントラック,流体包有物,実体鏡で見るジルコンからなる店を出しましたが,ペットボトルでみる堆積作用と液状化,微化石の店など繁盛していました.大学生から話を直接聞けるのが良かったという感想がありました.
2009年8月2日
水郷際の花火です.毎年この時期,2日間にわたって行われ,1日目は30分で2日目が1時間です.二日目の最後の様子です.宍道湖畔の水面近くで開く花火は結構趣があり,アナウンスもなく静かに落ち着いて見ることができます.

2009年7月28日,8月3日
三井金属資源開発㈱の橋本さんにお越しいただきペルー中北部の地質と亜鉛鉱床についてレクチャーいただきました.長年海外の探鉱現場で仕事をされてきた成果に学生達は興味津々でした.卒業研究でペルー(パルカ-アタラヤ)の鉱化関連火成岩の地質年代を研究をしている藤田君(3枚目左端).ワンサラ鉱山産の鉱石・アンモナイト(お土産)をいただきました(これらは3号館ロビー展示ケースへ展示しました)
粘ゼミの冷しゃぶ(6-7枚目)
2009年5月25日,6月25日,7月22日
溶岩トンネル(地学実習)(1-2枚目), 資源地質学会でJeffrey Hedenquistさんと(3枚目).雲の陰からわずかに見えた松江の日食(フロッピーディスクで透かして撮影しました:5枚目)
2009年5月3日
新潟県の阿賀町の狐の嫁入りを見てきました.とても幻想的な雰囲気に包まれていました.
2009年4月19-21日
佐賀県有田町の泉山磁石場(陶石採掘場)へ試料採取に訪れました.16世紀から有田焼原料の陶石を採掘しました.現在は熊本天草陶石を使用していますが,泉山にも小さな貯鉱場が作られ,わずかに採掘されているようです.陶石は流紋岩の自己変質作用で形成した石英とセリサイトからなる岩石です.スタンパーで粉砕後水ひ法によってセリサイトに富む「陶土」を生産します(長崎県(波佐見)窯業技術センターロビー:1-4枚目).泉山磁石場脇の石場神社にて御参り(5枚目)して磁石場へ.採掘場のトンネルの内側には採掘時にまさかりを使用したような線状の模様が残されています(8枚目).流紋岩ドームの縁を思わせる様な殻状構造(10枚目).流紋岩片と角礫部はともに陶石化して白色を呈します(11枚目).長崎県窯業技術センター武内浩一さんにご同行いただき,有田地域の地質・陶石について多々ご教示いただきました(13枚目).有田町役場の大串さん,深江さんにもお世話になりました.陶磁文化館にて勉強し九大経由で帰路に着きました(15-21枚目).卒論ではこの流紋岩の貫入・変質年代と流体包有物に取りくみます.
2009年3月25日~
卒業生が謝恩会に入れてくれた焼酎ボトル,少しずつ味わいながらいただいた結果,空になりました.そろそろ研修が終わる頃でしょうか.