group_work 社会との連携
島根県地質技術者育成コンソーシアム
令和3年1月より,島根大学地球科学科,中国地質調査業協会島根県支部,島根県測量設計業協会,島根県土木部の4者は 地質技術者育成に向けた連絡会を開始し,現在は「島根県地質技術者育成コンソーシアム」を形成して活動しています。 コンソーシアムでは,それぞれの立場から地質技術者の育成や獲得にかかる産学官の取組や諸課題,現状報告, 活動方針など定期的に情報交換を行い,県土の維持発展に貢献する専門人材育成を目指しています。
【令和5年6月6日開催の様子】
近年の関連業界における就業人数の変化が示され,担い手確保の必要性が改めて確認された。 また,県内高等学校における地学の復活や土木系教員の確保の必要性も指摘された。
しまねを守る建設コンサルタントエンジニア育成奨学金
地球科学科の学生は,以下の給付型の奨学金の受給対象です。
この奨学金制度は,島根県測量設計業協会と中国地質調査業協会島根県支部により令和5年2月に共同設立された, 「しまねを守る建設コンサルタントエンジニア育成機構」が運営しています。
令和6年度募集 (R5.11.01~12.15 必着)
※ 募集の詳細は以下のリンク先を確認してください。
- 趣旨
- 特色
- 給付金額,期間
- 採用予定人数
- 返還について
島根県内の建設コンサルタントへの就職を希望する学部生・大学院生に対して奨学金を給付することで、 将来のしまねの県土を守るエンジニアの育成に寄与し、県土の持続的な維持発展に貢献しようとするものです。 (県内出身・県外出身は問いません。)
上記機構の構成企業(令和5年4月1日時点で計 44社)に就職することを前提とした、給付型奨学金です。
島根大学の特定の学部・学科を対象とした対象限定型の奨学金です。
他の奨学金の給付を受けている場合でも応募可能です。
(1) 給付金額:年額 30万円
(2) 給付期間:最大 2年間(学部3年生~大学院2年生までの間の2年間)
総合理工学部 地球科学科 / 自然科学研究科 地球科学コースから,各年度ごとに合わせて4名程度。
奨学生が機構所属企業に就職しなかった場合は、奨学金の全額の返還を要請します。また、機構所属企業に就業した後、5年以内に退職した場合には、就業年数に応じて奨学金の一部について返還を要請します。
詳細については,島根県測量設計業協会と中国地質調査業協会のWebを確認してください。募集は例年10月頃を目途に開始されます。